規定概念にとらわれないラミレス流
強い選手や強いチームが勝つのは当たり前なんですけど、そんなチームに立ち向かい何とか勝とうとするとき、その競技に対する理解であったり、それこそ戦略であったり、数値を見てみたり、相手を研究したり。いろいろ打つ手はあると思うんですよね。だから選手たちには本を読んでほしいと思ってます。自分のプレーするスポーツの本でもいいし、興味のあるものは小説でも何でも。自分が経験したことのないもの、知らないものを本から学ぶことが出来るし、考え方の選択肢も増えると思うんです。著者の方が経験されたものを1000円ちょいで学べるんだからお安い!!
と思ったら、学生さんは仕送りをしてもらっている身ということもあり、買いたいモノを即断即決で購入するっていうことそのものがハードルが高いんですね…。気がつかなかった。ならば!ワタシが購入して読み終わった本を横流し貸そうじゃないの!ということで読みたいと言っていた横浜DeNAベイスターズ・ラミレス監督の本をポチり。
ラミレス監督はよくインタビューで「Tomorrow is another day!」と言ってますが、結果がどうであれ出来ることは次に向けての準備であり、次の試合のためにベストを尽くすことが大切と言い切っています。選手の指導戦略にも常に選手のことを考え、認め、コーチ陣は説明する、理解させるというという役割。こうなると選手は指導者のことを意気に感じてやってくれるはずだ!って思っちゃいますよね。ワタシの指導者としての暑苦しい思いがさらに暑苦しくなるような、それでいて、何かを語らずにはいられないような本でした。「とにかくすぐ読め、次の試合までに」って渡してきました(笑)。
【CHANGE! 人とチームを強くする、ラミレス思考】
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