chikaku.jpg以前からウェブ連載されていたコラム「近くて遠いこの身体」が単行本化されるとのことで、とても楽しみにしていました。元ラグビー日本代表フルバックの平尾剛さんの著書です。

ご自身がプレーヤーとして19年間ラグビーにたずさわり、引退してからもなおスポーツ科学の見地から、さまざまな考察をされています。「考えに考え抜いて、それを忘れ、身体の感覚に委ねる」ということ。言葉にすれば簡単ですが、なかなかその境地にまでたどり着きません。でも、こうして平尾さんがご自身で経験されたことをふまえながら書かれた文章を読むと、「身体の中ではこんなことが起こっている・・・のかも?」ととても興味をそそられるのです。

身体を使う、スポーツをするということについて、選手や指導者の方はこういう目線も持つと視野が広がると思います!

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