2014年12月の記事一覧

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競技力を向上させる=いわゆる「上手くなる」ためには、普段の練習はもちろんですが、体力要素をしっかりと鍛えることも大切になってきます。練習「だけ」で上手くなるには時間がかかりすぎたり、遠回りになってしまったりするんですね。体力要素は大きく分けて8つに分類されます。

1)筋力(筋肉が発揮する力)、2)スピード(筋肉が力を発揮する速さ)、3)パワー(筋力×スピード、いわゆる瞬発力)、4)敏捷性(方向転換を伴う動きの調整力)、5)柔軟性(筋肉・腱等の柔らかさ、関節可動域の広さ)、6)バランス(自分の身体を支えるバランス感覚)、7)全身持久力(心肺機能の強化、スタミナ強化)、8)筋持久力(筋肉を継続的に動かす力)

こうした体力要素を一つ一つ重点的に強化することによって、全体のレベルアップを図ることが可能になってきます。結果的に「キツい」と感じるトレーニングかもしれませんが、今行っているトレーニングがどの要素を鍛えているのか理解しておくとキツいトレーニングも乗り越えられる・・・かも!ですね。

セルフコンディショニングのススメ 第109回 「体力要素をアップさせるための体づくり」

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冬の寒さが本格化し、乾燥して感染症に気をつけなければいけない季節となってきました。風邪やインフルエンザ、ウイルス性の胃腸炎などさまざまな感染症に対し、どうしたら予防できるのかということは誰しも気になるところですよね。

感染症対策としては「病原体」、「感染経路」、「個別要因」と大きく3つに分けて考えるとわかりやすいです。「病原体」から身を守るためには隔離や消毒など、「感染経路」についてはその経路を遮断するための手洗い・うがいの励行、「個別要因」としては免疫力を高めるための食事であったり、睡眠であったりといった具合です。

ちなみにこの記事を書いた後に、「感染症パニックを防げ!」という書籍を読みました。エボラ出血熱やデング熱、新型インフルエンザなど、対策がわからない、知らないというだけでパニックを引き起こさないように考えられたリスク・コミュニケーションという方法はとても参考になります。

セルフコンディショニングのススメ 第108回 「感染症対策と免疫力」

「感染症パニック」を防げ! リスク・コミュニケーション入門 (Amazon リンク)

enkai.jpg今月のオールアバウト記事は運動と免疫力について。「免疫力」っていったいどうしたら上がるんだろう? 運動すると風邪をひかないのかな? といった素朴な疑問から、すぐにでも取り入れたい生活習慣にいたるまで、出来ることから実践してもらえると嬉しいですね。私はあまり風邪をひかないほうだと思うのですが、よく食べ、よく話し、よく寝ることがいいのかなぁなんて思います。あ、あとオヤジギャグを言いまくっているのもきっと免疫力UPに役立っていると信じています!?

運動不足を解消して免疫力を上げよう!(オールアバウト「運動と健康」)

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