DSC_0329 (2).jpg今回のセルフコンディショニングコラムは「痛みとアドレナリン」について書きました。痛みも原因によって、冷やしたほうがいい場合、温めたほうがいい場合とさまざまです。そして「多少の痛みはアドレナリンでカバーします!」という仰天発言の真相?についても調べてみましたよ。やはりアドレナリンには痛みをコントロールする力がありそうですが・・・。

セルフコンディショニングのススメ 第105回「痛みとアドレナリン」

このコラムを書く前にちょうど同じようなことがありました。


打球が足に当たった選手がいたのですが、最初のうちは「大丈夫、大丈夫」とまったく痛みを感じない様子。プレー続行は難しいと判断して交代、RICE処置を行いました。試合後も特に痛がる様子はなかったのですが、その後しばらく経ってから歩けないほど痛くなったとのこと。時間の経過とともに炎症反応も進行したことが考えられますが、試合中はかなり集中した状態でしたのでいわゆる「アドレナリン効果」で痛みを感じなかったのかもしれません。選手の「大丈夫」ほどあてにならないものはない!?と痛感させられた出来事でした。