オフシーズンに入り、ランニング量が増えると「陸上部みたい~」という声があちこちからチラホラと(野球部あるある)。そんな基礎体力作りの一つとして行われるランニングですが、「どうせやるなら音楽かけて楽しくやりたいです」という選手からの提案に、ランニングの時に音楽を流すのははたして効果があるのか!?調べてみました。
結論としては音楽があると確かに明るい気分になれるし、疲労感を軽減する効果もありそうですが、一方でランニングの感性が鈍るといったことも指摘されるようです。また電車などでよく見かけるヘッドホン、イヤホンを使って音楽を聴くことは時間、音量によっては「ヘッドホン難聴」といわれる症状をもたらすことについてもまとめておきました。マラソンレースでは音楽を聴いて走ることは「助力」となるためNGなんだそうです。いろいろと勉強になります。
セルフコンディショニングのススメ 第107回 「ランニングと音楽について考える」
今回のセルフコンディショニングコラムは「パワーアップ」について。身体を大きくしたい、パワーをつけたいという話をよく聞きますが、パワーってどのようにしてつけるものでしょう?筋肉がつくと身体が重くなって動きにくくなるのでは?という不安を持つ選手がいるかもしれませんね。パワーは「力」×「スピード」のこと。やみくもにトレーニングを行うのではなく、力とともにスピードが発揮されるような動きを取り入れることで、パワーアップしていくんですね!
またケガをしない体づくりのためにはトレーニング、栄養、休養のバランスが大切です。食べること、寝ることもトレーニングのうちなのです。
セルフコンディショニングのススメ 第106回「パワーアップを目指すために」
今月のオールアバウト記事は「基礎代謝もアップする!正しいスクワットの方法」について。スクワットって「ただしゃがみ込む運動でしょ?」と思っている人もいると思いますが、崩れたフォームで繰り返し運動をすると逆に膝や腰などを痛めてしまうことにもなりかねません。わかりやすいイメージとして私が説明するのは「和式トイレにスカートをまくってしゃがみ込む姿勢」。股関節がしっかり曲がって、太ももや足の筋肉をしっかり使って運動することが出来ます。たかがスクワット、されどスクワット。スクワット運動を日々継続して行うと、基礎代謝まで上がってしまうというから、やらない手はないですよね!!
基礎代謝もアップする!正しいスクワットの方法(オールアバウト「運動と健康」)
高校野球ドットコム内の「読書のススメ」というコーナーを企画して、さまざまな本を紹介してきましたが、ストックが底をついたのか?高校野球にたずさわる皆さんにオススメできる本にめぐりあわなかったのか?気がつけばずいぶんご無沙汰してしまいました。一番の原因は締切がないことにかまけていたワタシの怠慢でしょう・・・。
ということで今回はシンクロナイズドスイミングのコーチで、今年10年ぶりに全日本代表コーチに復帰された井村雅代さんの本を紹介しています。競技は違えど指導者としての芯の部分というのはみんな同じものがあると思うんですよね。もちろん選手たちには上手くなってもらいたい、競技でいい成績を取りたい、世界に通用するアスリートになって欲しいetc・・・。でも井村さんはきっぱり言いました。
「スポーツのゴールはよい人間をつくること」
よい人間をつくることこそ指導者の使命。「今までやってきたことが間違いじゃなかった」と言えるように、だから成績を残したい、強くなりたいという井村さんの思いは本当に熱いです。また「叱る3点セット」はぜひ心にとめておきたいものですね。
読書のススメ 第28回「あなたが変わるまで、わたしはあきらめない」
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